約 4,084,765 件
https://w.atwiki.jp/nyu-kamekiti/pages/36.html
ゲストマーク すれ違い通信でスカウトしたモンスターはGuestというマークがついていて、世界モンスター選手権には出すことができません。しかし、四回配合していけばマークが消えるそうです。 特別景品と景品 通常では、一回勝つごとに何かのたねをもらえます。(力のたねとか) 累計5勝 ホイミスライム(LV15) 累計10勝 素早さの種×10 累計25勝 ドラゴン 累計50勝 はぐれメタル 累計75勝 命の木の実×10 累計100勝 ゴールデンゴーレム 累計150勝 力の種×10 累計200勝 スライダーヒーロー また、200勝した後は10勝するごとに以下の中からランダムで1つ賞品がもらえます 死神スライダーク はくりゅうおう 力の種 守りの種 すばやさの種 かしこさの種 いのちのきのみ ふしぎなきのみ スライダーヒーローとスライダークはすれ違い通信でしか手に入らないので、どんどんすれ違いをしよう! カウンター【 - 】
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/2683.html
今日 - 合計 - メガパネルの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時43分41秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/srw_z/pages/103.html
すれ違いバトル 気軽に他人とのバトルが楽しめる要素が、「すれちがいバトル」だ! 「すれちがいバトル」のやり方は、とてもカンタン。 自分のモンスターチームを編成しておき、すれちがい通信状態にしておくだけだ。 もちろん、本体を閉じてスリープ状態にしていても、すれちがい通信ができる。 ほかに『DQM‐J2』ですれちがい通信状態にしている人とすれ違えば、 お互いのモンスターのデータ交換が完了。 いつでも好きな時に、すれ違った相手とのバトルが始められる。 バトル開始!すれちがいでやってくるモンスターは、AIで戦う。 戦略を駆使して、バトルに勝利しよう!さまざまな「賞品」をもらうこともできるのだ。 すれちがったモンスターをスカウトできる! さらに、「すれちがいバトル」でも、敵モンスターを自分の仲間にする「スカウトアタック」が可能。 すれちがいで、まだ自分が見たことないモンスターがやってくるかもしれない! すれちがいで相手に送られるのは、自分の仲間モンスターの「コピー」。 たとえ相手が自分のモンスターをスカウトしても、自分がモンスターを失うことはない。 すれちがった相手を記録! 『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』では、 「すれちがいバトル」で一戦交えた相手を「思い出の戦い」として、 最大8人分まで記録しておくことが可能。 いつでも相手をデータから呼びだして、ふたたび戦うことができる。 すれ違った相手の戦歴もバッチリわかる。 同じ相手からスカウトできるのは1体のみで、「済」マークはスカウトに成功した証だ。 賞品も最初に勝利したときのみもらうことができる。 たとえば、最初はチカラの差があり、相手からモンスターをスカウトできなくても、 自分の仲間が十分に強くなってからふたたびスカウトに挑む、ということも可能なのだ。 さらに楽しみが広がった「すれちがいバトル」に期待せよ! すれ違いバトル賞品 勝利 賞品 5 ホイミスライム 10 すばやさの種×10 25 ドラゴン 50 はぐれメタル 75 いのちのきのみ×10 100 ゴールデンゴーレム 150 力の種×10 200
https://w.atwiki.jp/f-01a/pages/29.html
タッチパネル タッチパネル概要 利用可能な機能 便利な使い方 概要 ビューアスタイルにした時に画面をタッチパネルとして使用可能 利用可能な機能 ビューアスタイルを参照 便利な使い方 基本的にリリースイベント(離した時)を検知して動作している押してしまっても範囲外までスライドして離せばキャンセルできる 押した後すぐに離すようにすれば体感レスポンスが向上する パネルの外周がリピート領域となっており、操作が繰り返すことが可能例えば中央から下の端へスライドしてそのまま押さえ続けると下にスクロールし続ける
https://w.atwiki.jp/mistchronicle_lobi/pages/40.html
属性パネルの基礎 戦闘画面の右上に4つの色の相性を示した小さい絵があると思いますが、そのさらに下に表示されている色アイコンが縦に3つ(間に矢印)ならんでる表示は何を表してるのか それは、 次のターンにくる 来るパネルの属性です ※全て指定属性ではなく、指定が多いパネルが出てきます
https://w.atwiki.jp/dq73ds/pages/73.html
すれ違い石版 すれ違い石版固有石版 石版作成仕様 すれ違い通信 Wi-Fi通信 配布・特典系石版 固有石版 ゲーム内で移民の町へ来てくれるモンスターが必ずくれるもの 「ポットが飛び交う山」以降は上限がないので、熟練度上げが非常に楽 名前 対応キャラ名 出現モンスター 熟練上昇上限Lv 落下アイテム数 初回クリアアイテム 備考 スライムだらけの森 スララン スライム 19 4 ナスビの採れる洞窟 ナッシー ナスビナーラ 1 超うつくしそう カワセミのつどう河辺 ハナミー はなカワセミ 0 超すばやさのたね 小悪魔たちが暮らす山 ビーゴン ベビーゴイル 24 2 超かしこさのたね ドワーフ族の洞窟 ダックル ダークドワーフ 6 超まもりのたね 火吹きスライムの山 ドラッス ドラゴスライム 5 超いのちのきのみ 風船だらけの町 バブール バブリン 6 超うつくしそう ポットが飛び交う山 クッポー(移民はスモッポ) スモークポット 99 2 超ふしぎなきのみ Rank6(仮)なのでほねつきにくが出る ツメがうなるほこら サックル アサシンクロー . 超ちからの種 続・スライムだらけの森 メーたん メタルスライム ムーチョの塔 ムッチョ ダンビラムーチョ 13 超ちからの種 ワナだらけの山 ミックル ミミック、ひとくいばこ 1 Rank6、ただし壷1ヶのみ 勇者の集う洞くつ プチロー プチヒーロー、コロヒーロー たつのこの森 タツノン たつのこナイト スライム帝国 スラウス スライムドラゴスライムメタルスライムBossスライムエンペラー 1 石版作成 ルーメンを現代に復活させるとモンスターパークが開放され可能になる 今までになついたモンスターをPTにして石版を捜索させることが出来、捜索させたモンスターが出現するダンジョンの石版が入手可能ただ、固有石版とは違いそれ以外のモンスターも出現するので心集め目的だとちょいと面倒。 最低3体のモンスターが必要になるので誰かを魔物ハンター(盗賊+羊飼い)に転職させるのも手 特に心持ちモンスター(ホイミスライム・キメラ・ダンビラムーチョなど)を確保出来ると心集めが捗る 仕様 どのリーダーモンスター(スライムとか)でも熟練度上限はLv99固定?(検証中) 最奥のボスは探索時リーダーにしたモンスターすれ違いを繰り返してモンスターのレベルを上げれば、倒した後の報酬が良くなる。ただ、モンスターによっては裏ボスよりもはるかに強くなる場合があるので注意。 石版ダンジョンに出てくるモンスターはリーダーにしたモンスター1種 リーダーにしたモンスターの図鑑No.+1~2のモンスターから2種※リーダーモンスター毎に選ばれるモンスターはおそらく固定モシャスを使うモンスター(ジェリーマンとモシャスナイト)は飛ばされる模様 「トクベツなモンスター」をリーダーにした場合は、この2種は選ばれない模様 お供にしたモンスター2種 の計5種だと憶測される。 ストーリーのボスモンスター(No.283~321)は上記の規則の範囲外となるので作成できる石版に登場することはない 検証中あれこれ入手出来るアイテムは作成時にランク付けされているっぽい?Rank_1(仮) まほうのこびん,やくそう,どくけしそう Rank_2(仮) まほうのこびん,やくそう,まんげつそう,かいがらぼうし Rank_3(仮) まほうのこびん,アミットまんじゅう,やくそう,うさぎのしっぽ Rank_4(仮) まほうのこびん,アミットせんべい,上やくそう Rank_5(仮) まほうのこびん,まほうのせいすい,上やくそう Rank_6(仮) まほうのせいすい,ほねつきにく,上やくそう リーダーにするモンスターでダンジョンの形・構造はある程度固定される? アイテムRank(仮)はなつきモンスターのLvである程度可変する? リーダー及びお供のモンスターのレベルを上げる毎に、登場するモンスターのHPが増える? メタル系は指定しても出にくい模様例:メタルキングをリーダーにし、はぐれメタル、メタルスライムをお供にしたとしても、実際はギガミュータントとグレイトホーンがほとんど。 終盤モンスターをリーダーにするとボスとして倒した時レアアイテムが手に入る模様。詳細は「石版ボス報酬」を参照のこと。 451 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2013/02/15(金) 01 53 52.47 ID C9k9tYjP0 [15/20] 訂正 長いのを続けてスマン オーガキング(真ちからの盾) メタルキング(真不思議なボレロ) バーバリアン(まじんのオノ、世界樹の葉) デスカイザー(真まじんのかなづち) ブラックサンタ(やみのランプ、風の帽子) れんごくまちょう(真ふっかつの杖) デッドドラグナー(ミスリルヘルム、ちからの盾) サタンメイル(真しんぴの鎧) ブドゥのランプ(まほうのたま) [[まじんブドゥ]](まじんブドゥの心、天使のレオタード) バスカービル(あくまのツメ、まじゅうのツメ) ドラゴメタル(スライムアーマー、プラチナヘッド) まかいファイター(みなごろしの剣、世界樹の葉) ポムポムボム(ビッグボウガン、どくばり) ゴーレムーガ(ゴーレムの心) パンドラボックス(みかがみの盾、世界樹の葉) くさったまじゅう(オリハルコンの牙、まじゅうのツメ) キラープラスター(真まじんのかなづち) デビルマスタッシュ(みなごろしの剣、バスタードソード) ゴードンヘッド(虹の雫、まじんのかなづち) [[プラチナキング]](プラチナキングの心) エビルプラント(グリンガムのムチ) ほうらい大王(えいゆうの杖、けんじゃの杖) デスゴーゴン(オリハルコンの牙) [[エビルエスターク]](エビルエスターク心、はかいの剣) ナイトキング(はめつの盾、ミラーアーマー) あんこくまどう(超毒針) ドラゴン・ウー(ドラゴンローブ、ギガントアーマー) 479 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2013/02/15(金) 01 59 35.66 ID C9k9tYjP0 [16/20] 次はこの辺か? 現代及びラスダンに現れるモンスターたち ドラゴンヘビー ビッグモアイ まどう兵 メタルキング(真不思議なボレロ) [[ギガミュータント]](ギガミュータントの心、まじゅうのキバ) グレイトホーン デーモンレスラー メダパニシックル マジックアーマー ヌーデビル じごくの番犬 ドラグナー ホールファントム ヘルビースト [[ダークビショップ]] モシャスナイト ドラゴンコープス メガザルロック [[にじくじゃく]](にじくじゃくの心) 呪いのつるぎ ホラーウォーカー ランガー こうてつまじん [[ヘルバトラー]] オーガキング(真ちからの盾) ケベナヒモス デスクリーチャー ナイトリッチ ギガントドラゴン ネクロバルサ まかいじゅう だいまどう すれ違い通信 移民を3人集めて旅の扉からモンスターパークに行くと設定可能 ちゃんと持ち歩く石版を設定しないとすれ違い出来ないので注意 クリア済のもらった石版かルーメンクリア後に作れる自作石版でないと持ち歩く石版に設定できないので注意 すれ違いは24人まで貯めておくことが可能でリーダーモンスターのLvが1人につき1ほどupする リーダーモンスター&おとものモンスターのLvがどう作用するかは検証中だが、「ボスモンスターとしての強さ・アイテムランク↑・ダンジョンの階層増加」等が現在確認されている Wi-Fi通信 移民を3人集めると出来る酒場で可能に Wi-Fi通信もすれ違いと同じ仕様ではあるが、24hに1回しかできないという厳しい縛りがあるので実用的ではないかも 配布系石版の受け取りもココ 配布・特典系石版 トクベツな石版を参照。
https://w.atwiki.jp/yodamate/pages/15.html
ここには、市民の方々が市役所の方であらかじめ定めてある特定のワードを使った作品やツイートを発する事で、パネルがオープンするように開示される情報達の事を纏めております。 01 彼岸人について(1) open 02 彼岸人について(2) 03 彼岸のルール 04 此岸のルール open 05 Class7について(1) open 06 Class7について(2) open 07 Class7について(3) 08 09 10 二十八とこども 11 金花猫の行方 open 12 13 喪延市連続児童殺傷事件 open 14 15 心中症候群 open 16 果てなき旅人 open 17 ゴーストテイカー(1) open 18 ゴーストテイカー(2) 19 ゴーストテイカー(3) 20
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/691.html
~キョン視点~ 本日は晴天なり。今は午後の市内探索だ。 俺はハルヒと二人きりで街を練り歩いている。 今日のハルヒはやけにご機嫌のようだ。草むらの中、河原、住宅街辺りをくまなく歩き回り俺の足を棒へと変えようとしている。 だが、俺はこいつといるそんな日常が大好きだ。 「キョン。少し休むわよ、そこに公園あるし!」 やれやれ、やっと休めるぜ……。 「あたしは先に休んでるからあんたは何か飲み物買って来なさいよ!」 ……こんな事を言ってくるが、俺はそんな傍若無人なハルヒが好きだった。 「おっそいわよ!あたしはこっちね!!」 と言って、俺の手にあるウーロン茶を奪った。 「おいおい、そりゃ俺のだ。お前のはこっち……」 言い終わる前に栓を開けて、口を付けていた。 「うんっ!冷たくておいしっ!……なんか言った?」 俺はしょうがなく、手に残ったオレンジジュースの栓を開けて、飲むことにした。 冷たいが、渇いた喉には少ししつこい100%オレンジだ。 「ねぇ、キョン。…少し交換しよっか?」 なんだ?いきなり。……まぁ、俺としてはそっちを飲みたかったわけで助かるのだが。 俺はハルヒからウーロン茶を受け取り、口を付けた。 「あんた……間接キスよ、それ。」 ブフッ!! 「あはははは!動揺して噴いちゃった?あんた気にしすぎよっ!!」 ハルヒはそう言うと、けらけらと笑いながらもオレンジジュースを口に含んだ。 「んっ!おいし!」 まったく……今日のこいつのテンションはやたらと高すぎるぞ。 ハルヒはベンチの上に立ち上がって、遠くを見始めた。 ちなみにこの公園は高台になっていて、上から街を見下ろせる良い風景になっている。 「ん~っ!風が気持ちいいわ!!……ねぇ、キョン。あたしね、こんななんでもないけど楽しい時間が続くことがうれしいかも。」 ハルヒは遠くを眺めながらそんなことを言いだした。いつも不思議な事、怪しい事とか言っているハルヒらしくない物言いだ。 「じゃあ、あれか?もう不思議やら宇宙人やらは用無しか?」 こっちを振り向き、俺に指を差してきた。 「それとこれとは別よっ!…だけどねあんた達とならこんなのも悪くないなって思ったの!」 そう言うとまたハルヒは遠くを見始めた。 その横顔は綺麗で、見ている俺は不思議と目を離せなかった。 「まぁ俺はどんな状態のお前でも好きだけどな。」 小声で呟く。 「え?今……なんてったの?」 ハルヒが顔を無駄に近付けて聞いてきた。こりゃ近すぎるぞ、唾が当たってる。 「な、なんでもねーよ。ほら、時間だ、戻るぞ。」 恥ずかしさに赤らむ顔を背けて、俺はベンチから立ち上がって歩きだした。 「こら、逃げるなっ!待ちなさいよ!!」 後ろから走って追いかけて来るハルヒの足音を聞きながら、俺は『こんな時間を続けれたら幸せだな…』とか思いつつ、喫茶店へと向かった。 次の日、授業中に窓からの素晴らしい陽射しを浴び俺はウトウトと言うより、熟睡に近い状態で3限から4限を消化していた。 「……痛っ!」 反射的に声をだしたが、授業中だったのでそのまま軽く寝たフリ。 しばらく経ったあと、原因の後ろの席を振り向いた。 「まったく…なんなんだよ、今度は。」 ハルヒは悪びれもせずに答えた。 「ちょっと用事があるからさ、昼ご飯食べたら屋上に来てくんない?……てゆーか来なさい、絶対だからね。」 ほんとになんなんだ?こいつが俺を呼び出して話なんて珍しすぎるにも程がある。 俺は4限の残りの授業を窓の外を眺めて過ごし、谷口と国木田と一緒に飯を食べ、屋上へと向かった。 屋上へ向かう前に、俺はウーロン茶とブラックのコーヒーを買った。 ……そういえば、昨日のあれ聞こえてたのか?聞こえてたらメチャクチャ恥ずいな。 まぁ、いいか。 なんなら今からでももう一度言ってやるさ。 俺は3階から屋上へ向かう階段を登った。 人の気配がする……ハルヒか、待たせたら死刑だよな。 俺が少し駆け足気味で階段を登ると……そこには顔を赤らめて古泉に抱かれているハルヒがいた。 ~ハルヒ視点~ もうキョンは来てるかな? 昨日あたしは公園でキョンが言った言葉を思い出して、ウキウキしていた。 『まぁ俺はどんな状態のお前でも好きだけどな。』って言ったはず、たぶん聞き間違いじゃない。 ほんとにキョンがあたしの事好きなら付き合ってくれるわよね? もう精神病にかかってもいいわ。……キョンと一緒ならそれで構わない。 そんなことを考えつつも、あたしは階段を登って行った。……誰か、いる?もうキョンが来たのかな……不覚を取ったわ。 そこに居たのは、我がSOS団、副団長の古泉くんだった。 「こ、古泉くん!?なんでこんな所に!?」 「おや、涼宮さん。奇遇ですね。」 あたしは階段を登り、古泉くんに近付いた。古泉くんはあくまでも笑顔で続けた。 「実はですね、此処の景色はとても良いのでたまにですが息抜きに来るんですよ。」 そうなんだ。 ……じゃあ、あたし達が邪魔しちゃ悪いわね。 「じゃあ、あたしは邪魔しちゃ悪いから行くわ。」 「それは残念ですね。それより、涼宮さんも何か此処に用事があったのでは?」 ま、マズい。キョンを呼び出したなんてバレたらなんかマズい気がする。 「な、なんでもないわ!そ、それじゃっ、古泉くんまた……キャッ!」 あたしは階段から足を踏み外した。ヤバい、落ちる! ……………って、あれ? 「危ない所でしたね、気をつけてくださいよ。」 古泉くんの声が耳のすぐそばから聞こえてきた。どうやら、古泉くんに抱き留められて助かったみたい。 「あ、ご、ごめんね?」 古泉くんはニッコリと微笑んで「良いですよ。」と答えた。 その顔は、とてもかっこよくてあたしの顔が赤くなるのがわかった。 カンッカンッ! ……なんの音かしら、何かが落ちた音? あたしが目を向けると、そこにはキョンがいつも飲んでいるコーヒーと、あたしが昨日飲んだウーロン茶が落ちていた。 嫌な予感がした。…まさか、キョンが来てた? 「ごめん!古泉くん、また放課後ねっ!!」 あたしはジュースを拾い上げ階段を駆け降りて行った。 しかし、何処にもキョンの姿を見つける事が出来なかった。 …別の人だったのかな。うん、たぶんそうだわ。 予鈴がなり、あたしが教室に戻るとキョンは自分の席に居た。 「あ、悪いな、ハルヒ。岡部に呼び出しくらって行けなかったんだ。」 よかった…やっぱり、キョンじゃなかったんだ。 「まったく…しょうがないわね!また、部活の後でいいわ!!」 心の中の心配を悟られないようにいつものあたしの声で答えた。 「……あぁ、わかったよ。ハルヒ、それ……?」 キョンが指をさした先には、コーヒーとウーロン茶を持っているあたしの手があった。 「あ、こ、これっ?これはね……「俺が来た時用に準備しててくれたのか。…まぁ飲まないのは勿体ないから貰っとくよ。」 と言って、あたしの手からコーヒーを取り机の端っこに置いた。 「……二倍がえしを期待してるわよ。」 そう言うと、自分の席に座って窓の外を見る事にした。 放課後、あたしは掃除当番だった。キョンは先に部室に行っている。 部活の後、キョンにどんな言葉で告白しようかな…。 そんなことを考えながらも素早く掃除を終わらせ、早足で部室へと向かった。 静かな旧校舎なある部室。 あたしは一目散にSOS団の部室に行き、ドアを勢いよく開けた。 「みんなっ!げん…き……」 あたしは目を疑った。 ドアを開けたあたしの見た物。それは、俯いて頭を抱えて座っているキョンと、後ろから何かを言いながらキョンを抱いていたみくるちゃんの姿だった。 「は、ハル…ヒ?」 「す、すす涼宮さん!?」 そんな二人の声を背中に受けながら、あたしは部室のドアを閉めて出ていった。 ~キョン視点2~ あ~、なんだってんだ畜生。ハルヒに呼び出し食らったと思ったら、あんなシーンを見せられるとはな。 正直、精神的に効いた。朝倉に刺された時より効いたかもしれん。 まぁ、俺が一人で舞い上がって勘違いしてたんだろうな。……恥ずい。 でも、あんなのを見せられた後でもまだハルヒの事を想っている俺がいた。 なんらかの拍子にあの状態になったとか……実は古泉が無理矢理抱いたとか……。 その辺はハルヒの態度を見れば分かるよな。 予鈴が鳴る。 ハルヒが俺が買ったコーヒーとウーロン茶を持って教室に入ってきた。 そういえば、あまりのショックに落としたのも気付かなかったのか。 「あ、悪いな、ハルヒ。岡部に呼び出し食らって行けなかったんだ。」 こんな感じなら不自然はないだろう。顔も引きつってない、たぶんいつもの顔が出来てるはず。 「まったく…しょうがないわね!また、部活の後でいいわ!!」 ハルヒは普段通りの顔で返事をしてきた。 見られた事に気付いてないのか?……それより、隠そうとしてるんじゃないか? 俺の頭の中に、不信感が渦巻いてくる。しかし、このまま普段通りの自分を演じなければいけない。 「……あぁ、わかったよ。ハルヒ、それ……?」 俺はハルヒの持っている飲み物に強引に話題を変えた。……そうでもしないと自分が保てそうになかった。 「あ、こ、これっ?これはね……「俺が来た時用に準備しててくれたのか。…まぁ飲まないのは勿体ないから貰っとくよ。」 ハルヒの口から出る言葉を遮り、コーヒーを取った。 何故なら、ハルヒが嘘をつくであろう事が何故かわかったからだ。 「……二倍がえしを期待してるわよ。」 もともと俺が買ってきたやつだ。やっぱり、こいつは古泉と抱き合ってたのを俺に見られてないと押し通そうとしてる。 何でだ、何でだよ。 やっぱり俺は一人で舞い上がってただけなのか? そこからは、午後の授業にまったく身も入らず、淡々と放課後になるのを待った。 部室の前、俺は一人で来ていた。いつもは横にいるハルヒは今日は掃除当番らしい。 ノックをする……返事は無い。どうやら長門だけか。 長門なら、話聞いてくれるよな……。 「うぃ~す。」 俺がドアを開けて中に入ると、長門は本を閉じた。 「おいおい、まさかもう帰るのか?」 俺が尋ねると、長門は少し頷いた後答えた。 「そう。あなたは、いま精神がとても昂っている。何かのいざこざを誰かに聞いてもらいたがっている。」 お見通しかよ。 「わたしが聞いてもろくに返事を出来ない、あなたを怒らせるだけ。」 俺は心の中を全て読まれたことに逆上したのか、少し声を荒げて言った。 「長門、今日は少し口数が多いな。俺を避けたいのか?」 「その態度、それがあなたらしくない。……わたしは帰る。」 そう言うと長門はドアに向かい歩き出した。 それを俺は壁に押しつけて止めた。 「何でだよ!話くらい聞いてくれたって……「……苦しい、離して。」 長門のあくまでも平坦で、冷静な表情と声。 瞬間、俺は正気を取り戻した。 「あ……、長門…悪い…。」 「……いい。また、明日。」 そのまま、長門は出て行った。俺は一人椅子に腰掛け頭を抱えた。 俺は最低だ。一人で勘違いして舞い上がって、八つ当たりまでしちまった。 誰かに殴られたいくらいの気持ちだ。 「キョンくん?どうしたんですか?」 気がつくと、朝比奈さんが目の前に居た。どうやら俺は入って来たのにも気付かなかったらしい。 「俺…ダメな人間ですよね。心は狭いし…長門にも八つ当たりなんてしちまったんです……。」 そこまで言うと、俺は再び顔を手で覆いうなだれた。 すると、暗闇の中で後ろから暖かい感触。 「大丈夫です。……何があったのかはわからないけど、きっとみんなわかってくれますから。」 バンッ!!! 「みんなっ!げん…き……」 「は、ハル…ヒ?」 「す、すす涼宮さん!?」 ハルヒは何も言わずにそのまま出て行った。 「ごめんなさい、朝比奈さんっ!!」 俺はすぐに追いかけて、ハルヒの肩を掴まえた。 「……何よ。」 俺は何て声をかければいい?勢いだけで飛び出したから言葉なんて考えてなかった。 「ち……違うんだ!」 こんな稚拙な言葉しか出ない自分の頭がうらめしい。 「何が違うのよ。あたしはあんた達が何してようと知らないわ。……昼休みだって、来てくれなかったし。」 「あ、あれはなっ!……」 先に言葉が続かない。しかし、このままハルヒを諦めたくない。 「あれは何よ。あんたなんか……あんたなんかみくるちゃんとベタベタひっついてデレデレしてればいいのよ、バカキョン!」 さすがにそこまで言われて黙っていれる程、俺はヘタレじゃなかったらしい。 思考を経由せずに口が勝手に動き出した。 「なんだよ…それ。お前だって……俺を呼び出しといて古泉と抱き合ってたじゃねーか!!」 「っ!!あんた……見てたの?」 ハルヒはかなり動揺した顔をしていた。しかし、俺はそのままの勢いで言葉を継いだ。 「その後も何もなかった様に振る舞いやがって……お前はあのシーンを俺に見せたかったが為に俺を呼び出したのか!?ふざけるな!!俺が……俺がどんだけお前の事を……。」 俺は言い終わらない内に、走って部室棟から出て行った。 ~ハルヒ視点2~ キョンには、全部バレていた。 あたしが古泉くんに抱き留められた事、その後のキョンに嘘をついて隠していたこと……。 それでも、キョンは我慢して昼休みまではあたしに変わらず接してくれていた。 みくるちゃんとキョンがイチャついていないのだってわかっていた。あれは多分落ち込んでたキョンをみくるちゃんが励ましてたんだと思う。 それを…キョンの優しさをあたしがほんの少しの嫉妬と苛立ちで台無しにした。 ……一番悪いのはあたしじゃない。キョンも、みくるちゃんも、古泉くんも何も悪くない。 全部あたしが悪いのに…。 部室から無言で去ったあたしをキョンは追いかけてくれた。あたしは……あたしはキョンを追いかけて良いのかな? そんな資格……ないかな。 部室棟の廊下の真ん中に立ち尽くしていると、みくるちゃんが目の前に来た。 「あ、あの…涼宮さん。話だけでも……聞いてくれませんか?」 頷いて、二人で並んで部室に入った。 団長席ではなく、さっきまでキョンがうなだれていた椅子に座っていると、みくるちゃんがお茶を持って来てくれた。 「ありがと…。」 声に元気が出ない、キョンにキツく言われて参ってるみたい。…自業自得だけどさ。 「涼宮さん、よかったら先に何があったかだけでも……聞かせてもらえませんか?」 あたしは、昨日の探索から、今日の昼休み、そして今の会話まで全てをみくるちゃんに打ち明けた。 「ごめんなさい……、わたしがあんな事しちゃったせいで……。」 「ううん、みくるちゃんは悪くないわ。あたしが勝手に勘違いして、イライラしてあんな態度取っちゃったんだもん。……でも、よかったらキョンに抱きついてた理由、教えてくれない?」 そこであたしが聞いた事は少なかった。 みくるちゃんが来た時にはキョンはあの状態で、有希に八つ当たりした事で凄く自己嫌悪をしていたという話だった。 「だから…ちょっとだけ、支えてあげようと思ったんです…。」 みくるちゃんはキョンの心配をしていた。もちろん、あたしが原因であんな風になったキョンを。 話を聞き、全てを頭で整理するとあたしの頭を渦巻く自己嫌悪。 何でこんな風になっちゃったんだろ。 あたしはキョンが好きで、キョンもあたしが好き。……いや、キョンはあたしを好き《だった》になったかもしれない。 まだ……取り戻せるかな?いや、取り戻したい。キョンとの楽しい時間を、あたしが最高の笑顔を見せることが出来る時間を。 「みくるちゃん、ありがと。……あたし、キョンと仲直りしてくる。たまにはあたしから謝るのもありよねっ?」 あたしの問い掛けにみくるちゃんは頭をブンブンと振って反応した。 「は、はいっ!素直が一番ですっ!」 そんなみくるちゃんに笑顔で別れを告げて、あたしは駅前公園に向かった。 キョンを呼ぶためにメールを打つ。 《よかったら、話を聞いて。駅前公園で待ってる。……ずっと、待ってるから。》 あたしは送信ボタンを押すと、携帯をポケットにしまい、早足で駅前公園に向かった。 午後22時、駅前公園。 あたしの座っているベンチは、一人あたしだけしかいない。 何で来てくれないの?もう、元には戻れないの? 目からは、涙が滲んできた。制服の袖でそれを拭い、あたしは呟いた。 「早く……来なさいよ、バカ。」 「…バカで悪かったな。」 後ろを振り向くと、そこにはコーヒーとウーロン茶を持ったキョンがいた。 ~キョン視点3~ 我ながらマヌケだ。 勢いに任せて走って行ったのはいいが、完全に鞄の存在を忘れていた。 夜19時半の旧校舎。 さすがに誰もいないし、野球部ですら片付けを始めていた。俺は誰もいない部室に入り鞄を取り、すぐに外へ出た。 校門を出て、ハイキングコースの様な道を歩いて下る。今日あった出来事が頭の中で反芻され、肉体的にも、精神的にも辛くなる。 ふと、大きめの石を見つけ蹴ってみた。坂道をコロコロと転がり、勢いを緩め、止まった。 だからと言って何かがあるわけでもないが、俺はそれを見て早歩きで下りだした。 ……腹が減ったからな。 歩きから、自転車へ。 脇目も振らずに俺は家へ向かった。 知り合いとすれ違ったかもしれん。だが、今は一刻も早く休みたい。 そんな思いが通じたか、信号待ちをすることもなく素早く家に着いた。 まず、食事。次に、走り過ぎてかいた汗を流すために風呂。そのようなプロセスを経て、俺はようやくベッドに寝転がった。 今日はいろいろあったな……。ハルヒに呼び出され、嫌なシーンを目撃して、長門に……長門!! 謝らなくちゃいかん、だいぶ落ち着いた今なら話してくれるはずだ。 そう思い携帯を開くと、新着メールが一件あった。 From《涼宮ハルヒ》 本文《よかったら、話を聞いて。駅前公園で待ってる。……ずっと、待ってるから。》 時間は……18時15分。 今は、21時40分……まさか、な。 俺はすぐさま着替えて外に出て、自転車を飛ばして行った。 午後22時。 駅前公園の近くに自転車を置き、公園の外から中を眺めた。いない…いない、よな。 俺の位置から一番遠いベンチに座っている、肩くらいまでの髪の女。 …間違いない、ハルヒだ。俺は一呼吸置き、自販機でコーヒーとウーロン茶を買った。 そして、ハルヒの後ろ側からゆっくりと近付いた。 肩を震わせて、袖で目を拭っているようだ。……まさか、泣いてるのか? 「早く……来なさいよ、バカ。」 ずっと…待ってたのか。 「…バカで悪かったな。」 驚いて振り向いた顔には、少しだけ泣いたあとが残っていた。 俺は手にもっていたウーロン茶をハルヒに渡して、横に腰掛けた。 「…そい…よ……。」 「ん?なんだって?」 「遅いのよ…バカァ…。」 ハルヒは俺の胸に顔を埋めて泣き出した。 「もう……来ないと思った。…話も、聞いてくれないと思ったんだからぁっ…!」 ハルヒの涙を見たのは、これが初めてじゃないだろうか。俺はなす術も無く、ハルヒの頭を抱き、しばらく泣きやむまでそのままでいた。 「落ち着いたか?」 頭を上げたハルヒに俺は問い掛けた。 「うん、もう大丈夫。」 そう言うと、ハルヒは立ち上がって、歩きだした。 俺もそれを追うように歩いた。 黙って歩き、ちょっとした階段を登った所でハルヒは止まった。 「いろいろ……ごめんね?キョン。勝手に誤解して…嘘ついて…あたしの事、許してとは言わない。ただ……嫌いにならないで…。」 そう言うと、ハルヒは体を後ろ向きに倒し始めた。 ……って、此処は階段だろうが! 「何やってやがる!!!」 俺はハルヒを抱き留めて、そのまま尻餅をつくように階段とは逆に倒れ込んだ。 「バカかお前は!!死ぬ気か!?」 俺達の呼吸は、早くなっていた。恐さで呼吸が荒くなったと言い換えた方が正しいか。 「……今の、今日の屋上であったこと。」 ハッとした。だが、それだけの為にこいつは自分の身を投げたのか。……真性のバカだ、こいつは。 「わかった、信じる!だからって実演することはないだろう!?」 「こうでもしなきゃ、信じてくれないじゃない。それに……キョンが助けてくれるって、信じてた。」 確かに、どんな言葉で説得されるより効果はあったな。昼休みの出来事が事故だと言うのがきっちりと把握出来た。 「まったく…お前の方がバカだよ。ほら、立てよ。ベンチに戻ろうぜ。」 俺はハルヒを引き起こして、ベンチへと歩いた。 《嫌いにならないで》か。 俺は嫌いになるどころか、まだずっと好きだった。あんなシーンを見せられても、怒鳴りあっても、それだけは変わらなかった。 俺が求めているのは好きになり合うこと、ハルヒが求めているのは嫌われないこと。 俺はあくまでも好きでも嫌いでもない存在か?友達止まりなのか? 考えながら、コーヒーを一口啜る。ブラックだから苦い、当たり前だ。 「みくるちゃんから、いろいろ聞いたわ。」 先に口を開いたのはハルヒだった。 「ごめんね?あたしのせいで嫌な思いさせて、有希にも迷惑かけちゃったのもあたしのせい。」俯きながら話していた。 「そんなことないさ。もともとはお前の話を聞く前に勝手に誤解したうえに、教室で嘘までついた俺が悪いんだ。」 さらに、沈黙。気まずい空気が流れだす。 次は俺から口を開いた。 「……二人とも、同じようなことやってんだ。おあいこにしようぜ。」 少し驚いた表情をこっちに向けてきた。 「ほんとに……許してくれるの?」 「だからおあいこだって言ってるだろ。」 驚きの表情が安堵に変わる。少し弱い感じだが、いつものハルヒに似た笑顔だ。 その顔を見た時、俺は感じた。やっぱり、今まで通りの関係なんて嫌だ。ハルヒと付き合いたい……と。 ~ハルヒ視点3~ キョンがおあいこって言ってくれた。あんなに勘違いして、一人で不機嫌になっていたあたしを許してくれた。 自然と笑みが出る。泣いた後だから上手く笑えない、でもうれしいから笑っちゃう。 キョンが優しい、この時間をずっと続けたい。 もう夜も遅いけどずっと一緒にいたい。離れたくない。 あたしは、やっぱりキョンが好きだ。 さっき階段であたしが身を投げた時、《嫌いにならないで》と言った。だけど、もうそれだけじゃ満足出来ない。 「ねぇ、キョン。」 キョンがこっちを向く、鼓動が早くなるのがわかる。 言葉が出ない、なんて言えばいいんだろ。 「ほ、星がきれいね。」 違う、違う。あたしはバカだ!こんな事が言いたいわけじゃない!いつものあたしならサラッと言えるのに、キョンに弱い所を見られて臆病になってる! 「あぁ、そうだな。」 キョンは笑顔で言葉を返してきた。そんな顔されたら、好きな気持ちが止まんないじゃない…。 あたしは、星を見るキョンの横顔に見とれていた。 「どうした?」 目が合った。うわ、今顔がメチャクチャ赤い。あたしは目を逸らしながら言った。 「な、なんでもないわよ。」 キョンは告白(未遂)を2回もしてくれた。あたしはキョンの気持ちを聞くだけ聞いて、返事はしてない。 じゃあ、答えは簡単。怖いけど……あたしの気持ちを伝えよう。 キョンにとって、あたしはもう恋愛対象に無いかもしれない。だけど、はっきりさせよう。 もう、あたしの精神病は止まらない。 「キョン。あたしにはこんな事を言う資格なんてない。あんたの気持ちも変わったかもしれない、だけど……聞いてくれる?」 キョンは黙って頷いた。 「あたしは、あんたが好きだった。それこそ、いつ好きになったかわからないくらい。……もし、あんたの気持ちが変わってないなら…付き合って…欲しい。」 あ~言っちゃったわ。後悔は無いけどドキドキする。 でも、もしダメでもキョンとは今まで通りに出来る気がする。ちゃんと本音を伝えることが出来たから……。 「俺で……いいのか?」 キョンが尋ねてきた。…どうやらキョンもまだ好きでいてくれたみたい。 「あんたじゃなきゃ……ダメなのよ。」 と答えると、キョンがあたしを抱き締めてきた。 ダメ、いきなり過ぎて心臓のドキドキが止まらない。しかも体がくっついてるからキョンにも聞こえちゃってる、恥ずかしい…。 ベンチに座り抱き合った状態で5分程経った時、キョンが口を開いた。 「あ~、すまん、ハルヒ。…ドキドキするから何か言ってくれ。」 ………ほんと、あんたって男は…。 「あんたね、雰囲気台無しじゃない。……せっかく幸せな気分に浸ってたのに。」 「はははっ、悪いな。」 いつもの会話が出来るようになった。あたしはこの雰囲気が一番好きだ。 「もう…しょうがないわね。お詫びに……キス、してよ。」 あたしはそっと目を閉じた。自分でもとんでもない事を言った気がするけど、関係ない。もう、やりたいようにするわ。 「き、キス……か。わかった…い、行くぞ。」 目を瞑ってるから何も見えない。だけど、キョンの存在が少しずつ近付いてくるのが分かる。……あんまりゆっくりしたら、あたし、ドキドキしすぎて倒れそう。 「お、お願いだから早くして?あたし、ずっとドキドキしてるんだけど……。」 「あぁ…悪い。」 そう言ったキョンはあたしにキスをしてきた。 瞬間的に唇を重ねただけのキス。現実でのあたしのファーストキス。 日付が変わった午前0時の駅前公園、あたしにとって、一番大事な時と場所になった。 「じゃあ……帰ろうぜ。お前の両親も心配してるだろ?」 優しいキョンの声、心が少しずつ落ち着いてくる。 「もちろん、あんたが送ってくれるのよね?」 キョンがあたしの手を引きながら答えた。 「何をいまさら、当たり前だろ?ほら、乗れよ。」 いつの間にかキョンの自転車がある場所まで来ていた。すでにキョンは自転車に跨がっている。 あたしはキョンの後ろに座り、強く、強くキョンの体を抱き締めた。 「キョン、……大好き。」 「俺もだよ、ハルヒ。」 そのまま、あたしは家へと続く道をキョンの温もりに幸せを感じながら帰って行った。 終わり
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/558.html
【システム名】 マグマパネル 【読み方】 まぐまぱねる 【登場作品】 『2』~『5』 【詳細】 特殊パネルの1つ。赤々と輝くマグマが敷き詰められている。 特定の地域で戦闘開始時に展開されている状態で出現するほか、マグマラインやマグマステージで能動的にパネルを塗り替える事も出来る。 このパネルの上に乗ると、炎属性以外の者は50のダメージを受ける。 パネル自体が炎属性を持つので、木属性の者が乗れば弱点となり、2倍のダメージを受ける。 ヒート系のスタイルであれば、乗ってもダメージは受けない。 もちろん、『2』のハードモード「ダメージ1.5倍」にも対応している(単体75ダメージ、木属性で更に倍)。 また、このパネルの上に立つと、体力が回復する特殊なウイルスも存在する。 上に何かが乗るか水属性の攻撃がパネル上を通ると、マグマが消滅してノーマルパネルになる。 フィールド上のマグマパネルを吸収する特性のあるチップや変身もあるので、邪魔な場合はこれらを利用して除去しよう。 自身が木属性の場合は難しいが、最悪の場合はダメージ覚悟で踏んで処理することもできる。 なお、『3』までは自然消滅しなかったが『4』以降は16秒経過で消えるようになった。 自然消滅が追加されたものの(特に一部の属性に対して)強烈な立ち回りの制限をかけるパネルであったためか、『6』ではリストラされた。 代わりの炎属性特殊パネルとして、「火口パネル」が登場している。 マグマパネルを作る要素一覧 バトルチップマグマステージ マグマライン マグマシード ヒートブレス ヨウガンホウガン ファイアマン(チップ)(コマンド) ナビカスタマイザーセットマグマ ウイルスマグラボルズ フデロー2/フデロー3 ウェザース系(ヒートブレス) エレンプラ系(マグマパネル上にいるとき) ネットナビヒートマン(「2」ヒートプレス)
https://w.atwiki.jp/allrowa/pages/184.html
すれ違い ◆.pKwLKR4oQ 夜の森は静かだ。 本来なら生物は皆眠りにつき活動するものなど少数の野生動物以外はほとんどいない。 それが夜の森のいつもの姿だ。 しかし今はそこに二人の動くものが見受けられる。 本郷猛と北条沙都子。 二人の出会いは少し前。 怯えている沙都子を本郷が優しく頭を撫でるところから始まった。 沙都子は初めこそ初対面の本郷に怯えていたが、彼の優しさに触れるうちに次第に心を許すようになった。 少し不器用な本郷ではあったが、それがかえって彼の気持ちをストレートに伝えたのは結果オーライであった。 そして二人とも殺し合いに乗るような人物ではない。 結果、二人が手を取り合うのにさほど時間はかからなかった。 「あ、海に出ましたわ」 「船……とすると、ここはG-10か。ツイているな」 そしてお互いの知り合いの情報を得た後、二人が目指したのは海岸だった。 それというのも沙都子に配られた支給品の中に「nice boatの鍵」というものがあったからだ。 船を動かす事が出来ればここから逃げ出す事は……何らかの仕掛けで出来ないまでも他に使い道はある。 海岸線沿いに船を走らせていけば目立つ事は確実。 それによって友好的な人物がいたら岸に寄せて乗せればいいし、逆に敵意のある人物なら近付かなければこちらは安全だ。 まあ、その辺りは適宜臨機応変に対応するとして、本郷の鋭敏な嗅覚によって海の方角に見当を付けて歩く事数十分。 見事海岸に辿りつけたばかりか、いきなり目的の船まで見つかるとは中々幸先が良かった。 「やりましたわね本郷さん」 「ああ、とにかくまずは操舵室だ」 意気揚揚二人は前方に設けられたタラップからnice boatへと乗り込んで行った。 その心の内は幸先にいいスタートのおかげか幾分明るいものだった。 ――そしてまさにその時、後方のタラップより船から降りる人影が二つ。 「はぁ、結局役に立ちそうな物はロープぐらいでしたね」 「そう落ち込むな。早々思い通りに行くはずはない。 とりあえず人を集めるためにも都市へ向かうか。 武器屋や病院といった有用な施設も数多くあるから誰かしらいるだろう」 前原圭一とフランツ=フェルディナント。 二人は2時間余りを船内捜索に費やしていたが、目ぼしい戦利品はロープだけであった。 船を動かそうにもロックが掛かっていて専用の鍵が無いと動かない仕組みになっていた。 時間の割に得る物が少なかった今回の結果は二人を少しばかり憂鬱な気持ちにさせていた。 しかしそのような事で二人が落ち込む事はなかった。 この殺し合いを打破するため、仲間と再会するため、二人は立ち止まる気など全くなかった。 (レナ、沙都子、梨花ちゃん。無事でいてくれよ) (本郷……お前は今どこにいるのか) 二人は一路都市を目指して北西の方角へと進んで行った――件の探し人がすぐ後ろの船の中とも知らずに。 こうして彼らはすれ違ってしまった。 彼らがこの場で無事に再会できるかは、誰にも分からない。 【1日目 黎明/G-10 niceboat内部】 【本郷猛@仮面ライダー 誕生1971】 【服装】革ジャン、丈夫なジーンズ 【状態】健康 【装備】バタフライナイフ 【道具】基本支給品一式、不明支給品0~2 【思考】 1:船を動かして人を集める。 2:戦う力の無い者を保護する。 3:主催者に反逆する。 【備考】 ※<飛蝗男>に変身出来ます。 ただし能力には制限が掛けられており、変身後の肉体的疲労も大きいです。 詳しい制限については後の書き手さんにお任せします。 【北条沙都子@ひぐらしなく頃に】 【服装】緑のワンピース 【状態】雛見沢症候群(程度は不明) 【装備】niceboatの鍵 【持ち物】:基本支給品一式、不明支給品0~2 【思考】 1:本郷と共に行動する。 2:圭一さん、みんな、にーにー……―― 【備考】 ※原作の具体的時期は不明です。 雛見沢症候群にかかっていますが、今は落ち着いています。今後どうなるかは不明。 【1日目 黎明/G-10北西部】 【前原圭一@ひぐらしのなく頃に】 【服装】ワイシャツにズボン 【状態】健康 【装備】ワルサーPPK(24/24)@現実 【道具】基本支給品一式、双眼鏡、ロープ 【思考】 基本方針:このくそったれなゲームをぶっ壊す。 1:都市に行き、この殺し合いを打破する仲間を集める。 2:命に代えても部活仲間を助ける。 【備考】 ※本編終了後からの参戦です。 【フランツ=フェルディナント@仮面ライダー 誕生1971】 【服装】黒い詰襟の軍服 【状態】健康 【装備】特殊警棒@現実 【持ち物】基本支給品一式、猫缶 【思考】 1:前原圭一に協力する。 2:本郷猛の事が少し気にかかる。 【備考】 ※<黄金狼男>に変身できます。 能力には制限がかかります。制限に気付いていません。 時系列順で読む Back 見た目は子供!頭脳も子供! Next 猫屋敷の猫 投下順で読む Back forever friend Next 剣法一本勝負 少年たちと少女と猫と 前原圭一 ひぐらしもうなる味噌に トシコシ編 少年たちと少女と猫と フランツ=フェルディナント ひぐらしもうなる味噌に トシコシ編 飛蝗と少女 北条沙都子 希望は儚きライダーのために 飛蝗と少女 本郷猛 希望は儚きライダーのために